注文住宅を検討中の方へ！木造のメリットとデメリットを紹介します！
注文住宅を考えている方の中には、家を木造住宅にしたいという方も多いと思いますが、鉄骨系との具体的な違いを知っておきたいですよね。
木造住宅には知られていないメリットやデメリットがたくさんあるので知っておきましょう。
今回は注文住宅を検討中の方へ、木造のメリットとデメリットについての情報をお届けします。
□木造住宅の嬉しい3つのメリットについて
1つ目は、コストを安く抑えられる点です。
木造住宅はその名の通り木材を使用しています。
木材は構造体が鉄骨系よりも軽く、基礎工事に手間がかからないという特徴があります。
また、万一に備えて行う耐火処理についても、鉄骨系よりも必要としないため、下処理が簡単にできます。
2つ目は、落ち着く空間を実現できる点です。
自然素材によって作り出された空間には癒し効果を期待できるでしょう。
人それぞれタイプは様々ですが個性的なカスタマイズを施すことであたたかみのある理想的な家づくりができます。
3つ目は、調湿効果がある点です。
木材には調湿効果があり、空気が乾燥すると木材が蓄えた水分が発散されて乾燥をやわらげてくれます。
また、湿気が多いシーズンは逆に空気中の水分を木材が吸い込んでくれるので湿気がやわらぎ、カビの発生を抑えられるでしょう。
□木造住宅の注意すべき3つのデメリット
1つ目は、耐震性が鉄骨系よりも劣る点です。
建築基準法で定められた耐震基準を満たした木造住宅であればしっかりとした耐震性を期待できますが、やはり鉄骨系よりも地震に弱い傾向があることは否めません。
目安として、震度7を超えるような大規模の地震には耐えられないということは覚えておきましょう。
2つ目は、防音性が低い点です。
木造住宅の場合では木材の性質上、遮音性能が低いので音を通しやすいという弱点があります。
どうしても家で楽器を演奏したいと考えている方は床や壁を思い切って二重構造にするなどの防音対策をとると良いでしょう。
3つ目は、害虫被害の可能性がある点です。
木材を構造体に使用する関係上、シロアリを代表とする害虫被害に悩まされるかもしれません。
放っておくと構造体にも侵食してしまうので日ごろからメンテナンスする必要があります。
□まとめ
今回は、木造住宅のメリットとデメリットについて紹介しました。
コストが安かったり、調湿効果があったりと魅力的なメリットがありましたが、耐震性と遮音性は鉄骨系住宅に劣るという結果となりました。
メリットとデメリットを考慮して木造住宅についても検討してみてください。