木の家は地震に強い?地震に強い理由をご紹介! | 愛知・岐阜・三重

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木の家は地震に強い?地震に強い理由をご紹介!

「木の家って地震に強いのか心配」
木造の注文住宅を検討中で、このようにお考えの方は多いです。
木の家は地震にとても強く、耐久性に優れているのが特徴です。
そこで今回は木の家をお考えの方に、木の家が地震に強い理由をご紹介します。

 

□日本の一般的な家づくりの工法とは?

木の家の地震に対する強さをご紹介する前に、日本には一般的にどのような工法で住宅が作られているのかを3つ紹介します。

まず1つ目は、木造造りです。
日本では、戸建ての多くが木造で造られています。
古来から伝統的に木造軸組工法が用いられています。
これは、木の柱と梁で支える工法で、建築費用を抑えられ、自由度の高い設計が可能です。

以前の木造建築では、縦から受ける力には強いが、横から受ける力には弱いという面がありました。
しかし近年では、高い耐震性を持った木造住宅が開発されています。

2つ目は、鉄筋コンクリート造りです。
こちらは、鉄とコンクリートの特徴を活かした工法です。
引っ張られる力に強く圧縮には弱い鉄と、圧縮に強く引っ張られる力には弱いコンクリートを組み合わせることで、強度を出しています。
こちらの工法は、木造と比べるとコストと後期がかかってしまいます。

3つ目は、鉄骨造りです。
こちらの構造は、断念がHの形をしている鋼材を梁や柱に用いた工法のことです。
鉄筋コンクリート造と比較すると、施工がシンプルで後期が短く、価格も抑えられます。
鉄骨が錆びやすいため、防錆施工を行う必要があります。

 

□木の家が地震に強い理由をご紹介します!

ここからは、木の家が地震に強い理由をご紹介します。

木材は、圧縮強度が花崗岩の2倍、コンクリートの6倍あります。
また、引っ張りに対する強度は、鋼鉄の4倍、コンクリートの197倍もあります。
それに加え、地震エネルギーは建物の重さに比例して強くなるので、その他の建材よりも軽い木の家はその点でも、地震に強いと言えます。

木材は木を伐採した後に乾燥させます。
そうすると、水分が抜けていく間に耐久性が高まっていきます。
それゆえ、柔軟性と強度を持ち合わせた建材となります。

 

□まとめ

今回は、木の家が地震に強い理由についてご紹介しました。
木材は、圧縮強度や引っ張り強度において、コンクリートの何倍もの強度を持っています。
また、他の建材に比べて重量も軽いので、その分自身のエネルギーが小さくなります。
これらの点から、木の家は地震に強いためその特徴を押さえましょう。

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